拒絶思考率１０の方は警戒心が非常に強く他人の意見を簡単には受け入れません。

自分のテリトリーを大切にし過ぎて過剰なまでに慎重になってしまうと慢性的に不安を抱えやすくなります。不安定な精神状態が続くと身を守るために攻撃性が高まり他人を攻撃する様になります。

さらに
高まった攻撃性が自分に向かうようになると自分自身の存在を否定し生きている意味がないという思いに支配されている方も多くなります。状況によっては、怪しい宗教にはまったり過度のアルコールを摂取したりリストカットまたは危険な薬物に手を伸ばしてしまう危険性を持っています。

ここまで自分を追い詰めてしまう人は、常に人間関係のトラブルが発生しやすい状態にあります。まずはパートナーも含め他人の力を借りる事をオススメします。

拒絶思考率8の方は警戒心が比較的強く、他人の意見を疑ってしまうようになります。

基本的に不信感がベースにある為に疑心暗鬼に陥りがちです。

この様な思考パターンでは自分の言動にも自信をもてず、不安を抱えながら、日常生活を送ることが多くなります。不安定な状況では自分を守る為に、攻撃性が高まったり人との関わりを避ける傾向にあります。

結果的に人間関係でトラブルが増えたり、人から利用される状況に陥ります。

拒絶思考率8のままでは、精神的に追い込まれた状態が続いてしまうので改善する必要があります。

拒絶思考率5の方は平均的な警戒心を持っており他人の意見を両極端に分けてしまいます。


人間関係も敵と味方に振り分けてしまう傾向があり味方として認めた相手としか関係性を築けません。逆に自身は味方からの承認を得ようとして、いつも人の目を気にしてしまうようになります。自分がどのように見られているのか、他人からどう思われているのか気にし過ぎるあまり空回りする事も多くなります。

さらに他人から良く見られたいという気持ちから見栄を張ったり偉そうな態度をとってしまう、いじめっ子タイプと逆に人から言われたことを断れなかったり必要以上に合わせたりする、いじめられっ子タイプに分かれます。両タイプとも共通して言えるのは、理想の条件を満たした状態でしか満足感を得られないという事です。


拒絶思考率5のあなたは、一見リーダーシップがあったり柔軟性に長けているように見えるので、良好なコミュニケーションを築けるのですが、仲良くなればなるほど、相手に要求する内容がハイレベルになったり、逆に要求される内容が過剰になっていきます。

そして条件を満たさない相手に対して不満が増していきます。不満がたまっていった結果、関係を終わらせたり、責任転嫁する様になるのです。

そのような状態では、仲が深まれば深まるほどギスギスした人間関係になっていきます。相手との矛盾した人間関係を整えるには、あなたの中で起こっている、拒絶思考と向き合う必要があります。

拒絶思考率3の方は適切な警戒心を持っており基本的には他人の意見を聞き入れる事が出来ます。

どんな相手にも冷静な判断力でコミュニケーションを取れるので基本的には人間関係のトラブルは起こりません。

しかし本能的・感覚的なタイプの方が多いので深く考え込んだり面倒なトラブルに遭遇すると
限定的にメンタルが不安定になります。

特に職場や家庭など重要度の高い人間関係構築の場面では、自分の不安定な部分が露呈し不適切なコミュニケーションを取ってしまう事で誤解を招き、本来持っている能力よりも過小評価される可能性が高くなります。

また、人から頼られることも多く、依存されてしまう傾向にあるので、精神的にも体力的にも疲れてしまいます。どんな時も自然体でふるまえるようになるには、拒絶思考を改良する必要があります。

拒絶思考率1の方は、自分の意見と同じ様に
相手の意見も聞き入れる事ができます。

攻撃や防御、敵や味方といった考え方はせず自然体でいる事が出来ます。

ありのままの自分に自信を持ちどんな時も自分や相手のことを認める事が出来るため人間関係のズレが起こりにくい理想的な状態といえます。

ただ1点注意すべきことは、拒絶思考率が高い人から依存されたり、いわれのない攻撃を受ける可能性があるので、他人の拒絶思考率を見抜くスキルを身につける必要があります。